一匹小羊の日記  kind of a recluse

群れるの苦手な自称小羊のひきこもりの日々を書きます

病院から電話

先日 外出中に私の携帯が鳴った。


実家がある町の総合病院からだ。


只今両親を遠距離介護中&弟と絶縁中です


父の主治医からの突然の電話だ。


本来なら、弟に連絡するようになっているのだが、


弟と携帯がつかないので私の所にかかってきた。


父は昨年肺がんが見つかり、心臓も腎臓も悪いし、年齢も年齢なので


このままなにもしない方がいいと言われ、私もそのつもりでいたのだが、


弟がどうしても希望ということで放射線治療をしたらしい。


放射線治療で二週間入院して、成功したみたいで、無事退院した。



父がこれで3年は生きられると弟は喜んでいた。


その後、私は弟に絶縁されて、父がどうなったかもタッチできないし


私はお正月も帰省しなかったが、弟は子供と、父母と四人で過ごしたらしい。


そしてその退院後の父の主治医からの電話だったのだ。



主治医によると、父が救急搬送されて、レントゲンを撮ったら


また肺に影が見えるのでガンが再発したと思うが、今検査中だが


何よりも父に食欲がないので、入院して点滴をするつもりだけど、


いいですかという確認の電話だった。


「お願いします」といって、電話をきり絶縁中の弟にラインをした。




しばらくしてからラインは【既読】になった。


私の説明じゃあ心配だろうから、弟は直接先生に電話したらしい


慇懃無礼に「ありがとうございました」とだけラインの返事がきた


まあ絶縁中だからね。ただお医者さんも私と弟に二回も説明して大変だ。


お世話かけます。


母に電話をしたら、「食欲がないからもうお父さんはあかんかもね・・・」と言っていた


昨年の母なら、「どうしよう。私一人になる~」騒ぎ立てるが、


母も自分の体が思うように元気にならないみたいたいで


「もう寝るわ」といって私の電話を早々に切った。



主治医に、「もし万が一のことがあっても人工呼吸器をつけたり、


延命措置はしないということでいいですね」


といわれ、納得していると答えた。それは父の希望なのだ。


昨年は母は、「長男さん(弟のこと)は頭いいですねと先生(主治医)言われたんだわ~」


と自慢してた。


頼もしい弟に任せておいて親は安心だろうね・・・



絶縁中だけど感謝しないとね・・・