一匹小羊の日記  kind of a recluse

群れるの苦手な自称小羊のひきこもりの日々を書きます

言いたくないが、うちも毒親だった

9月の連休に実家に帰省した。


ここにも書いたが父も母も毒親ではあったと思う。
親のことはそれぞれ - 一匹小羊の日記  kind of a recluse


父は、幼い頃から私に望んだことは、日ごろは家庭を助け、
お金をかけずに学校に進むこと。
そしてもし父に何かあれば私が犠牲になって働いて弟を大学までやれと指導した。


父は自分の親戚だけには金銭的に見栄を張り、ほかの者にはケチだった。
私への躾はよく頭を「こつん」とげんこつで叩き命令した。
物心ついたときから父のことを好きだと思ったことは一度もなかった。
一度もね・・・・・。


夫婦仲は悪く、母は弟がかわいくて夫婦喧嘩で離婚話になると
弟だけを自分が連れて行くからと父に言っていた。
私が傍にいたのにも関わらず・・
母はよく私に八つ当たりしたなあ。幼いころからの思い出。


母に言わせると生活が苦しいのにも関わらず父が
自分の親戚だけにいい顔をして
向こうからお返しがないか、もしくはあっても少額のものしか返ってこないのに
高級品、高額なお祝いをあげたり・・・・した。
そのくせ自分の家族にはつましく、安いものを食べさせていた。
・・・・たぶん父は自分が立派にやっていると実家に思わせたかったのだろう


そんな夫を持った母には同情した。
ただその内容の悪口を子供の頃から
延々と聞かされるのは嫌だった。


でも父母は離婚することもなく、晩年の生活はどちらかというと豊かで
海外にもよく出かけていたし羽振りはよかった。
結局私は大学は私立に行き、けっこう教育費はかけてはくれた。
かけてくれたと書いたがかかってしまったというのが正解かもね。学力が足りなかったから


でも自分で働くようになってからは自由にしたよ。
自分の思うように、やった。
貯金なんかできないくらいお金を使って遊んだな。


もう大人になれば父も母も怖くはない。
じゃあ好きか・・と問われれば、好きとはいえない・・・だね。
特に父は・・・。


そして今。
母からの電話攻撃がすごくなってきた。
40分も電話で話しても
まだ電話を切らないでくれという。
切っても切ってもかかってくる
「みんなは言うわよ。あなた娘さんがいるんだから
優しくしてもらっているでしょう~」と



「今、食事中だから」と言って電話を切ろうとすると
「後で食べればいいでしょ」という。


自分の要求すべてに答えない私のことを水臭いという。



でも母のことを考えると
涙がでる時がある・・・・不思議だな。