一匹小羊の日記  kind of a recluse

群れるの苦手な自称小羊のひきこもりの日々を書きます

言葉が通じない人

図書館で予約してから約一年間ほど待って借りられた本を、先日やっと読んだ。
辻村深月の『かがみの孤城』という本。2017年の少し古い本です。

かがみの孤城
かがみの孤城
ポプラ社



主人公が中学生なので50代の私が読んで面白いのかなと疑いながら読んだ。
好みはあるだろうが私は面白かった。


主人公の女の子が同じクラスの女の子のせいで
学校に行けなくなりそこからのストーリー。


その主人公の女の子は、自分を学校に行けなくした女の子のことを
【言葉が通じない相手】・・・・と表現している。そして【バカだ】という。



言葉が通じない・・・・もちろん日本語はお互い話せる
また[話が通じない]とはなんとなく違うんだよね。
話が通じないのは説明の仕方が悪いからかも。



【言葉が通じない相手】
私もそんな経験あるなあ
私がこうだからこうしているのだ。
と何度も説明しても話をゆがめてしまう。
初めからしっかり聞いて理解する気が全くないのだろう。
とにかく相手を自分より下に引きずり下ろすことしか考えていないから。
つまり自分が勝つことしか考えていない。


例えば私は時々胃腸を壊す。原因は、恥ずかしながらほぼほぼ食べ過ぎ・・なの
だから食欲もないし、お昼ご飯を一食抜いたりすると調子よくなるから
そうするのだが


以前働いていた会社の年上のご婦人が
「昼ごはん抜いてお金貯めているのね」
という。
「違う違う。食欲ないから」と説明しても聞いていない。
そのご婦人は最初から理解する気もない。
言葉が通じないのだ。呆れるほどバカなのだ。
今思えば、丁寧に説明などする必要などなかったのだ。


言葉が通じない奴とは
出会わないようにするのが一番。
たぶんかかわると厄介な性格だから、面倒なことになる。



付き合う相手はよく見るべきだと
この年になると思うわ。