一匹小羊の日記  kind of a recluse

群れるの苦手な自称小羊のひきこもりの日々を書きます

大泣きしてしまった本

このところ


情緒不安定なのだ。


只今、遠距離介護中で介護問題勃発中なのだ。


愚痴等が多いので嫌な方はお控えください。



私と弟は実家から離れたところに住んでいる。


私も何度か帰省していたが、5年ほど前に「もう無理だ」と親に伝えた。


新幹線の往復で体力が持たないのだ。


こちらに引っ越してきてくれたら、手助けできるが


そうはいかないらしい




私は物心ついた頃から、

弟の方はかわいいが、あんたは(私)、なぜ全くかわいくないのだろう?


と面と向かって言われてきた。


驚きはなかった。やっぱりな・・・知っているよとつぶやいた。




ある時「今日はハンバーグが食べたい」と言ったら


「自分で作れ」と言われ、私は自分で肉をコネコネしてた記憶がある


【そうだ。母は忙しいのだ。子供は、母に甘えてはいけないのだ。】


と自分を納得させた。ある日、母がすごい勢いで買い物から帰ってきた。


理由は明日は弟の遠足だから、弁当に唐揚げとハンバーグと卵焼き入れてよと


リクエストされたとのことで、慌ててすぐお弁当の準備に取り掛かってたよ


どうも甘えていけないのは私だけだったよ  ┐(´д`)┌ヤレヤレ




大泣きしてしまった本がある。
大好きな作家さんです。原田ひ香

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか
母親からの小包はなぜこんなにダサいのか
中央公論新社
Digital Ebook Purchas

短編6話あり、


一番最後の6話目【最後の小包】で泣いてしまった


母の小包には母の思いがあるのよね・・・・きっと。




相変わらず序列は1番目は弟だが、


大人になってからはその方が気が楽だと考えるようになった。


母の面倒を看るのは弟だからね。。


でも最近になって母から電話攻撃が始まり、私は精神的に参ってきた。


弟に電話すればいいのに。。弟の所に行けばいいのに。。弟が大好きでしょ。。と



でもそんな母でもたまに、私に対してよくしてくれたこともあった。


母がああしてくれたことや、こうしてくれたこと


娘(私)への想いが少なくとも在ったからであり


そのかすかな想いは弟に対するものの何万分の1だろうけど


何万分の1の想いでも 私への思いにかわりはなく、


私の中で大切な思い出になっていて、小説の中の主人公と重なって


泣いてしまったのかもしれない



第三話疑似家族の中に


「どんな親でも親は親 親孝行しなければならない・・と
親に苦労させられたことがない人ほどいうのよね・・・」
という文面に


「そうだそうだ」と賛同してみたり



心定まらない情緒不安定な内容ですみません




とてもいい本です